野村ユニソン

続いてのインポーター紹介は野村ユニソンです!!!マルセル・ラピエール、フィリップ・ジャンボン、ダール・エ・リボ…。自然派ワインファンならずとも一度は飲んだことがあるであろう、大物生産者がズラリ、泣く子も黙るインポーター、それが野村ユニソン!!!
当日ワインをサーヴしてくれる藤木さんは、いかにも物腰やはらかな佇まい。某インポーターの◯ッシーを筆頭に暑苦しいキャラが並ぶ自然派インポーター陣の中では異色の存在とも言えます。しかしその内側に秘めたる情熱たるや相当なもの。「生産者と飲み手を繋ぐ」、そのテーマに対しどこよりも真摯に、真剣に取り組んできた方だと言えるかと思います。だからでしょうか。野村ユニソンのワインを飲むと、それが初めて飲むワイン(生産者)だったとしても、ある種の親しみであったり、安心感であったり、まるでずっと昔からそこにいたかのような、何度も飲んできたかのような、そんな不思議な感覚を覚えるのです。それこそが、生産者と飲み手が「繋がった」瞬間でしょう。物理的な距離は遠く遠く離れていても、たった一杯のグラスで繋がれる。なんか村上春樹の小説のようですが、それこそが自然派ワインの一番の魅力。野村ユニソンが一番伝えたいことです。会場で是非体験してみてください!!
(野村ユニソンHPより抜粋)
これだけモノが溢れる世の中において、ワインを飲むという行為の意味は何だろうと考える事があります。もし、とあるワインを単なる「美味しいモノ」として消費するだけであれば、少し虚しい気もします。しかし、とあるワインを通じて、遠く離れた大地に生きる人であったり、ブドウであったり、その土地の空気や文化であったりに想いを馳せることができたなら、それは単なる消費ではなく、彼らとのコミュニケーションなのだと思います。
私たち人間は、人と人とのつながりを心地良いものだと感じるのだと言います。もしとあるワインから造り手の個性や人柄を感じるとしたら、それは彼らからのメッセージを受け取っていることであり、彼らとの対話の始まりにほかなりません。例え彼らと直接話す機会がすぐに訪れなかったとしても、何かに共鳴して目の前の1本のワインを飲むことは、彼らにメッセージを発することになります。
こうしたささやかな対話から始めて、造り手と飲み手がつながり、ある価値観を共有するコミュニティの絆が広がれば良いなと思っています。
《ピックアップ生産者》
①ブリュノ・デュシェン
 
②フィリップ・ジャンボン
 
③ヤン・ドゥリュー